季節を感じる香り。
季節を感じる自然な香り。毎月新しい香りを製造してお届けする日本で唯一のサービスです。本格的な調香とエッセンシャルオイルのハイブリッドで作る香りは約1ヶ月持続して、無くなる頃に次の月の香りが届きます。
12月 シクラメン/Cyclamen
十二月の冷たい風の中で美しい花を咲かせるシクラメンは、クリスマスを彩る花のひとつ。
冷たさとみずみずしい花の香りが合わさり冬によく合う凛とした香りです。行き先は風の吹くまま、軽やかな気持ちで。
1月 ゆず/Yuzu
一月の香りはシトラスの中でも青み、苦味と独特の甘みを感じる柚子の香り。生産量・消費量ともに世界一の和のシトラスです。まったりとしたマンダリンをベースに青葉、シトラスグリーン、ガルバナム、タイムなどのグリーンの香りと様々な柑橘の香りを調合して力強い柚子の香りを表現しました。
2月 うめ/Plum blossom
二月の雪降る中寒風に耐えて芽吹く梅の一瞬の美。生命の力強さを感じる、遠くない春への希望の灯火。上品な梅の花に、梅の実の酸味と薔薇・鈴蘭・麝香・針葉樹・香檸檬などを調香した艶やかな紅梅の香りです。
3月 銀葉アカシア/mimosa
ミモザはアカシア類の総称で、3月頃に黄色いふんわりとした花を咲かせます。大切な人への感謝を伝えるために3月8日にミモザを贈るイタリアの伝統から「感謝」という花言葉や日本では「友情」という花言葉をもち卒業式のブーケを彩る春の香り。甘くパウダリーな香りは冬を越えた自然の喜びを表すかのように元気な香りです。
4月 さくら/Cherry blossoms
満開の桜の一瞬の幻想的な美しさは人生の儚さや価値を感じさせ、日本人の心情や感性を表現するシンボルのような存在です。「精神美」という花言葉は、季節の移り変わりや人生の喜びや哀しみを抱く、心の内面の美しさ。春の空気と、上品で包み込むような桜の香りに桜の葉の独特な香気が合わさった出会いと別れの香りです。
5月 すずらん/lily of the valley
鈴のような可愛い花は石鹸のような清潔感のあるグリーンノート。ジャスミン・ローズと並んで香水の世界で基本となる3つの花香です。うつむき気味の姿から「謙虚」寒さの厳しい欧州では「再び幸せが訪れる」という春を喜ぶ花言葉を持つスズラン。爽やかな風を感じる、透明感のある香りです。
6月 くちなし/Gardenia
「幸せを運ぶ」梔子の花。日本文化との繋がりも深く、夏の季語として梔子の花が持つ静かで美しい姿や夜に強くなるその香りから、濡れた月や六月の夜の情景が詠まれてきました。純白の花やその香り、花言葉からJune brideを彩るウエディングブーケとしても人気の梔子。雨に濡れた六月の夜の、甘く濃厚でどこか異国情緒を感じる香りです。
7月 ゆり/Casablanca Lily
ユリはその美しい花の観賞用だけではなく、救荒植物(飢饉、戦争などで食料が無い時代に、飢えをしのぐために食される植物)として利用されるなど、日本文化と深い繋がりがあります。カサブランカの花言葉はその姿や香りから「壮大な美しさ」。甘く濃厚でスパイシーさを感じるユリの女王と呼ばれるにふさわしい優雅な香りです。
8月 マンゴー/Mango
太陽が降り注ぐ季節に甘く輝くマンゴーの実。黄金色の果肉に包まれた夏の幸福の象徴。
その甘さは心を満たし一口ごとに広がる夏の夢、熱帯の風。ジューシーで明るく、エネルギッシュな真夏の香り。
9月 ようなし/Pear
夏の終わり、秋の足音が近づく頃、恵みと収穫の季節の訪れを告げる洋梨の香り。 ふわりと広がり、熟した果実の濃厚な甘みの中に感じる、みずみずしさとわずかな酸味。 過ぎゆく季節を感じながら、 心は深まり、秋を味わう。
10月 きんもくせい/Osmanthus
香りは脳の記憶と関連する部位「海馬」に直接影響を与えます。 記憶の扉を開き、過去の経験や瞬間と今をつなげるように。 キンモクセイの香りが懐かしいのは、学校や故郷の軒先で咲いていて、その時の記憶や感情がよみがえるからなのかもしれません。
爽やかな甘さを持つ、不思議な金木犀の香りです。